[PR]看護師の好条件な求人情報満載:年間30,000人の転職看護師が利用中

その4 湯の道を極めろ!宍道湖十番勝負!! (00.10.27〜10.28)
山口県萩市〜島根県金城町〜江津市〜斐川町〜
木次町〜大東町〜出雲市〜三瓶町〜邑智町〜赤来町〜山口県萩市

島根県地図

無職でヒマを持て余している10月の後半・・・

季節もいい時期だし いくら失業保険の待機期間と言っても何もせずに家に閉じこもっていても気が滅入ってしまうだけだな。今年は相次ぐ台風やら新潟の地震やらイラク戦争やら 世間的には深刻な事件事故が重なっているんで いくら無職と言ってもあまりヘラヘラしていると世間の顰蹙を買うのは目に見えているんだが だからこそ気分を一新してスカッとする必要があろう。

しかしながら貯金に余裕があるわけでもなし、失業保険が給付されたわけでもなし、肝心の元手に不安があるんで なるべく金をかけずにリフレッシュする方法はなかろうか?・・・と考えた時、やはり選択肢は「近場の温泉」しかないわけだ。いや、そうに決まっているッ!!

てなわけで今回は 近場でありながらまだまだ未知の領域の島根県の温泉めぐりをすることにしたぞ。今回は観光よりも温泉のみが目的なんだが 与えられた時間は2日、目標とする予算はガソリン代別で5000円。
せっかくの機会を有効に使う為できるだけたくさんの温泉に入りたい、ということで 目標は10の湯を堪能する、という かなりハードな と、いうより無謀な計画だぞ。ふふぅ〜!!

山口県萩市の実家から最初の目的地に行くまでに3〜4時間は平気で掛かるような気もするが さっそく行って見よう!!


区切り線


2004年10月27日(水)

第1湯目

伊木温泉 伊木の湯 (那賀郡金城町七条伊木)
泉質 低張性弱酸性冷鉱泉 PH 4.0 
効能 真菌症、慢性湿疹、リュウマチ症疾患など
料金 大人300円 
営業時間 14:00〜20:00 営業日 水・土・日
個人的オススメ度 ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)

まず最初にやってきたのは美又・湯屋と並んで「金城名湯三泉」と言われている秘湯、伊木温泉だ。何故 わざわざ今日を狙ってこの湯治旅行の計画を立てたか?というと この温泉の営業日が水曜と週末しかやっていないからに他ならなかったりするぞ。

1.5キロほど離れたところの嵩山という山は、明治から昭和初期にマンガンの採掘が行われていたらしいが、ここはその嵩山の中腹の洞窟から湧出する鉱泉をパイプで引っ張って沸かしているという地元民の運営する施設だ。メタケイ酸を含有するPH4.0の酸性泉で、水虫などの皮膚病には特に特効があるらしい。
この辺で酸性の湯が出る、という場所があるというのは全然知らなかったし その湯に非常に興味があったんで楽しみにしていた場所なんだが・・・

浜田市から国道186号を広島方向に進み うっかりすると見逃すような小さい看板を目印に右折。そこから案内板を見ながら慎重に車を進めていくと小さな集落の突き当たりにこの施設はヒッソリと佇んでいるぞ。ここに到着したのは営業時間の30分くらい前だったんだが オバチャンがどうぞどうぞと言ってくれたんで早速堪能してみることに。

小屋のような小さな建物の中にはポリ製の浴槽があって ご近所のご老人がのんびりと浸かっていたな。基本的に湯は溜めているんだが蛇口を閉じなければ掛け流しとなる。
実はココは去年までは「伊木温泉」と名乗っていたんだが 今年の水質調査で何か一つ成分が足りなくて「温泉」とは言えなくなってしまったんだとか。ゆえに施設の看板を「伊木の湯」に作り変えたわけだ。PH4で皮膚病に絶大な効果があって湯舟には赤い鉄の成分がプカプカ浮いているのに これで「温泉」と言えないのも妙な話だとは思うが・・・その辺の基準がわしには良くわかんないな。
ちなみに山の中でイノシシが走り回ってパイプにぶつかったりすると 流れ込む鉄の成分の量が倍増して より一層効能が高まるんだとか。それも良いんだか悪いんだか・・・設備の維持もなにかと大変そうだな。

酸性湯というんでピリピリ感でもあるのかと期待したが お湯そのものはどちらかと言えば「まろやか」な感じ。 ただ この「伊木の湯」の最大の魅力は個性的な酸性湯というより 当番で管理している地元のオバチャンの「これでもか」というくらいの いたせりつくせりの接待だな。隣の休憩室にはお茶やお菓子なんかが置いてあって 「お芋を焼いたから食べてってね」とか「ゆで卵もあるよ」とか「バナナでも食べてゆっくりしていって〜」とか 実にフレンドリーにもてなしてくれる。ゆっくりと時間の流れる環境のなかでマッタリして 帰る時には笑顔で「また来てくださいね」と送り出してくれる、まるで田舎のおばあちゃんちに来たみたいに心から癒されるぞ。
お湯で体があったまった後は もてなしで心まで温めてくれる、こんなタイプの温泉があるとは正直驚いたぞ。いやあ、これは一見の価値は充分にあると思うな。文句なしにオススメできるが 余り有名になって欲しくない、という気持ちもあるなあ。まさに「心の秘湯」じゃ。


第2湯目

湯屋温泉 湯屋温泉・子安華湯館 (那賀郡金城町下来原)
泉質 単純放射能泉 PH8.2 
効能 痛風・高血圧・動脈硬化・胆石症 他 (飲用効能:糖尿病・痛風・慢性肝胆道疾患)
料金 大人400円 
営業時間 14:00〜21:00 無休
個人的オススメ度 ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)

子安華湯館「金城名湯三泉」のうち もう一つの湯谷温泉を堪能できる施設は「きんたの里」という施設があって これはでっかい看板があちこちにあって判りやすいし一般向けなんだが この子安華湯館は国道から外れた集落の丘の上にひっそりと佇む「元湯」を名乗る公衆浴場だ。おそらくここ最近に立て替えられたと思うんだが施設は新しく 露天は無いけど窓から眺める景色は「のどか」の一言。

お湯は掛け流しのラドン温泉なんだが ここのアルカリイオン水は「金城の華」という商品名であちこちで売られているらしい。わしは見た記憶がないんだが結構有名らしいぞ。
島根県の強烈なヌルヌル湯や茶褐色の炭酸泉、伊木の湯の酸性湯、という個性に比べたら目に見える成分ではないんでインパクトは弱いかな?どちらかと言うと少し川の水っぽい感じもしたが この日は浴槽になみなみと注がれた湯を独り占めできたんで気持ちよかったぞ。
やっぱこーゆーのは平日に限るよなあ・・・

伊木温泉で一緒にいたおじさんに聞いたんだが 観光客は「きんたの里」に行って 地元の人は「伊木温泉」が休みの日にココに来る、というパターンが多いらしい。今日は水曜日だから独り占めできたんだろうな。
と、いうか 地震や台風で各地で大変なこのご時世に 平日の昼真っから温泉に入る人って そう何人もいるわけないか・・・


第3湯目

有福温泉 有福温泉・御前湯 (江津市有福温泉町) HP
泉質 アルカリ性単純温泉 PH 45.5℃
効能 神経痛、関節痛、冷え性、疲労回復に効果あり
料金 大人300円 
営業時間 7:00〜21:30 無休
個人的オススメ度 ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)1/2

御前湯1300年以上前に修行僧によって発見されたと言う山間の小さな温泉街。そのたたずまいから「山陰の伊香保」とまで呼ばれているんだそうな。
公衆浴場は今回行った洋風の「御前湯」が一番有名で有福温泉のシンボリックなものだが そのほかにも無料駐車場の前にある町民専用っぽい「さつき湯」、湯治場のイメージが残っている「やよい湯」もある。

浴槽の中央部にはでっかい岩が置いてあって その上部に突き出た竹からちょろちょろと源泉が掛け流しで流れている。他には特に設備があるわけではないが 浴槽が深いんでゆったりと入れるし、掛け湯をした瞬間にヌルヌル感がわかるお湯は一級品。
近くの美又温泉よりは少しヌルヌル感は少ないような気もしたが どっちかというと「上品」という感じかな?昼間に金城町の「伊木の湯」で一緒になったおじさんに聞いたところ 美又や湯の川、美都温泉などのこの辺りでは「美人湯」と呼ばれるお湯はいくつかあるが やはり「お湯の良さ」ではココがイチオシらしい。

確かに雰囲気と言うか情緒というか格式にはあなどれないものがあるが 歴史のある温泉はやっぱそれなりのものがあるんだな、と改めて感心したぞ。


第4湯目

さて、そろそろ日も傾きかけてきたんで 明日に備えて車中泊をする道の駅に向かわなければいけないんだが やはりここは群馬の川中温泉、和歌山の龍神温泉と並んで「日本三大美人湯」と称されている「湯の川温泉」の道の駅が良かろう。
この道の駅は去年の日本一周のときにも車中泊に利用したんだが そのときは玉造温泉に入ったから湯の川温泉はノーチェックだったのだ。もっともその頃は温泉にも疎くて「三大美人湯」というコピーも知らなかったんだがな。

湯の川 湯の川温泉 元湯・湯の川 (簸川郡斐川町学頭1329-1) HP
泉質 ナトリウム カルシウム−硫酸塩・塩化物泉 PH8.4 47.9℃
効能

慢性リウマチ、神経痛、疲労回復、関節痛、冷え性、慢性皮膚病、慢性婦人病、慢性消化器病など

料金 大人500円 
営業時間 10:00〜20:30 無休
個人的オススメ度 ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)1/2

道の駅には温泉スタンドと枯れた足湯しかないが 少し車を走らせると湯の川の温泉街に突入。ここにはいくつかの旅館があるんだが アクセスのよさと営業時間の関係で一番メジャーと思われる「元湯 湯の川」をチョイス。「ひかわ美人の湯」という日帰り温泉もあったんだが やっぱ「元湯」という文字は魅力的だからな。(ちなみに銭湯ではなく 湯の川温泉では一番歴史の長い旅館なんだそうな)

ちなみに「美人湯」と言われる所以はツルツルのアルカリ泉で かつ多量の硼酸が含まれるためなんだが、体感的には美又、有福、美都などの周辺の美人湯に比べたら一番ヌルヌル感は低い。と いうか 正直言ってよくわかんないレベルだったような・・・それでも「三大美人湯」として全国に名を馳せているのは神話に直結した歴史のある土地柄、ということが大きいんだろうな。

タイル張りの浴槽には溢れんばかりの湯が張られているが 良く見たらギリギリのところで溢れないようになっている。もちろん人が入るとザバーッと溢れるが そうでない時は浴槽の表面ギリギリで流れ出る湯を回収するような作りじゃないのかな?半循環ってことだろうが 資源は大切にしなきゃいけないし 綺麗に清掃された浴槽と大量の透明な温泉は 掛け流しと同等なレベルで気持ちいいぞ。
窓は大きくて明るそうだが わしが来たときは夜だったんで 景色は良いのか悪いのかは不明だ。


いやいや、さすがに昼から4つも温泉に入ると疲れるよなあ・・・何のための湯治なのか?という疑問がないわけではないが 明日はさらにハードな動きになりそうだぞ。その為にも早めに寝ないとな。

と、いうわけで 「明日の朝はこの秋一番の冷え込みになる」という予報を聞きながら 毛布にくるまってロードスター号の中で就寝・・・

区切り線


10月28日(木)

天気予報の言うとおり 放射冷却で思いっきり冷え込んだ翌28日、朝6時前に起床・・・まだ太陽は上がってないが やはり出雲に来たからには「あの温泉」が気になってしかたがないぞ。
と、いうわけで眠い目をこすりながら 木次町まで一気にレッツゴゥだ!!

第5湯目

出雲湯村温泉 これが わしが島根でも指折りに気に入っている温泉、「出雲湯村温泉」の完全無料・完全混浴・完全露天の河原風呂だぁっ!!

・・・と思って 心を弾ませてやってきたわけだが この間までの長雨の影響で川の流れもゴウゴウと荒く、適温を保っていた河原露天風呂は完全に川の流れに水没していたな・・・

前は藻が生えたりして汚かったコンクリの浴槽の方は 今の時期だと水は綺麗だが 日中ならともかく 朝霧の立ち込めているこの時間帯では少しぬるすぎるしな。
そばに適温の湯だまりもあったんだが 座って入浴しても膝の半分くらいしかお湯に浸からなそうだったんで 止めといたぞ。

まあ前に一度入っているから今回無理して入ることもなかろう。くわしい様子はその時のレポを読んでもらうとして ここでは一応わしなりの評価を書いておこうかのぅ・・・
出雲湯村温泉・元湯公衆浴場 出雲湯村温泉・元湯公衆浴場 (島根県大原郡木次町湯村1336) HP
泉質 アルカリ性単純温泉 PH8.0 44.1℃
効能

慢性リウマチ、慢性皮膚病、慢性消化器病など

料金 大人300円 
営業時間 10:00〜21:00 無休
個人的オススメ度 ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)

わし的にはどうしても河原の露天風呂に興味が行ってしまうが 平成13年にリニューアルしたという公共浴場もなかなかのものだ。普通この手の新しい入浴施設って「どのくらい集客アピールができるか」ということにこだわってしまうんだが ここは新しい建物のわりに全然「媚」という感じがしない。地元民のために存在しているし地元民に大事にされている、ということがひしひしと伝わってくるぞ。

わしがこの公衆浴場に入ったのは去年の日本一周の時で その時は予備知識も無く 薄暗い道を適当に迷いながら「あ、こんなところに温泉があるんだ」という軽いノリで入ったんだが 全然温泉の知識が無かったその時さえ 「これは良い温泉だ」と直感でわかってしまったくらいだ。

周りの雰囲気を全く壊すことなく あたかも昔からそこに有ったかのような建物は 屋根瓦や壁の土を 元々その土地にあった古くなった建物からも調達しているらしい。木材を多用したアンティークな感じの浴室は岩風呂と 川の傍に作られた露天風呂だけというシンプルな作り。
今 温泉ブームのせいで各地にどんどん新しい日帰り温泉施設が建てられているが ハッキリ言ってその多くが「ハコモノ事業として作っただけ」のものだと思う。
やっぱ温泉の文化とか格式とかは 技術の進歩のおかげで地下深く掘って作ったような温泉では表現できないものなんだろうな。いかにその土地が温泉と深く結びついているか、地元の人が温泉を誇りに思っているか、ということなんだろうが 島根は本当にそういう温泉地が多い。羨ましい限りだな。

お湯は加熱なし 加水なし ポンプなしの自噴源泉の掛け流し。これぞ「本物の温泉」「ザ・スパ」だな。雰囲気も 一緒に風呂に入っている地元のおじちゃんとの人情味あふれる会話もグー。河原に露天風呂まであって文句のつけようもなし。特に変り種というわけではないが 正統派の温泉としては わしは中国地方のベストだと思っているが ただ この雰囲気を大事にしたいんで あまり有名になって欲しくない温泉でもあるな。 

ココは本当に温泉の好きな人だけにコッソリ行ってもらいたいな。家族連れや仲間同士で温泉でワイワイと楽しむようなレジャーを考えているなら 施設の整った別の日帰り温泉施設をオススメするぞ。


第6湯目

海潮温泉・かじか荘 海潮温泉・かじか荘 (大原郡大東町中湯石475) 
泉質 アルカリ性単純温泉 PH 
効能 神経痛、関節痛、冷え性、疲労回復、痛風、創傷、慢性関節リウマチなど
料金 大人200円 
営業時間 9:30〜21:00 無休
個人的オススメ度 ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)

出雲付近の温泉はどこも歴史が古く由緒正しいものが多いが この「海潮温泉」も「出雲風土記」にも登場するほどの歴史を持つ古湯だ。わしはてっきり海側にあるのかと思ったら 山の中だったな。名前の由来はなんなんだろうな?
で、一般的な日帰り温泉としては 近くの公園前に「ゆとりの里」というのがあるんだが、この「かじか荘」というのは地元専用の唯一の立ち寄り湯だ。少し奥まったところにぽつんとあるんでかなり判りにくいと思うし なんとなく「地元以外の人が入ってもいいのかな?」という雰囲気もある。
かじか荘
受付を覗くと無人。入浴者名簿の「大人」の欄に備え付けのスタンプを押して料金箱に200円を投入して勝手に入るシステムらしい。

入浴時間は9時半からなんだが「勝手に入るシステム」ゆえに わしが8時半頃に発見・到着した時には既に地元の何人かの人が温泉を堪能していたな。わしはコンビニでパンを買っていたんで それを食って開館時間になるのを待っていたんだが9時過ぎには皆さん引き上げてしまって 完全に湯舟を独占することができたぞ。

シンプルな浴槽にはタイル張りの湯舟がひとつ。「節水」と書かれた蛇口からは容赦なくドバドバと源泉が注がれているが これは源泉から直接引っ張った加熱なしの純粋な温泉で飲用も可。すごい贅沢な温泉だな。
湯は特に特徴のあるという味ではないが 冷やしたら結構美味いと思うぞ。

そのうちチラホラと地元の人がやってきて話を聞いたんだが やはりここの住民もこの温泉は自慢の一品らしく 「この温泉は飲んで良し 浸かって良しの一級品だよ」と自慢げに語ってくれたぞ。そういう自慢の温泉がある、ってことは素晴らしいし羨ましいよなあ〜。


第7湯目

御所覧場 立久恵峡温泉・御所覧場 (島根県出雲市乙立町5269) HP
泉質 含砒素石膏食塩泉 PH 31.8℃
効能 リウマチ、婦人病、切り傷、神経痛など
料金 大人500円 
営業時間 7:00〜22:00 無休
個人的オススメ度 ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)

立久恵峡温泉次にやってきたのは出雲市のハズレにある「立久恵峡温泉」だ。ここは別名「山陰の耶馬溪」「出雲の層雲峡」とまで言われている断崖絶壁の見事な渓谷。日帰り温泉施設は2〜3ほどあるようだが 今回は一番有名で渓谷の真正面に位置する「御所覧場」をチョイス。

ガイド本を見ると「絶景の露天風呂」という説明があって 景色だけのために500円払って温泉に入るのもどうかな〜?とか思ったんだが やはり10月の後半ともなると紅葉が見れるかな?という期待を持って入ることにしてみたぞ。

結論から言うと まだちょっと紅葉には早かったが この景色を見るだけで500円の元は取れると思ったな。平日ということもあって湯船をゆったり使うことが出来たから尚更なんだが いやいや、これほどの景観の露天風呂はそうそう無いと思うぞ。さすが「殿様が眺めた」という意味の名前を持っているだけのことはあるわい。

景色は良い、というのはあらかじめ判っていたんだが 実は正直言って それだけがウリだろう、と お湯にはたいして期待してなかったのだ。実際に入ってみると少しヌルッとした感じで 口に含むとかなりしょっぱい。こんな山の中の温泉でも塩分がしっかり含まれているんだなあ。成分を見ると「含砒素石膏食塩泉」という あまり聞いたことが無いものだったが わし的にはお湯に関してもかなり評価が高かったぞ。
たぶん11月の土日なんかには ものすごい混雑が予想されると思うが 夜はライトアップがあるということだし 冬の雪をかぶった景色や新緑の頃でもそれなりの風情は期待できると思うぞ。お湯良し景色良しで予想以上に満足した温泉だったな。ふふぅ〜・・・


三瓶山 トコトコと車を走らせて 三瓶山にやってきたぞ〜♪

第8湯目

三瓶温泉「亀の湯」 三瓶温泉・亀の湯 (大田市三瓶町志学) 
泉質 含塩化土類食塩泉 PH 37.3℃
効能 皮膚病、婦人病など
料金 大人100円 
営業時間 8:00〜21:00 無休
個人的オススメ度 ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)1/2

三瓶山の麓にある大量の湧出量を誇る島根の名湯。この辺りは「志学」という地名で 古くは志学温泉とも言っていたようだ。
立ち寄り湯としては「薬師湯」と「亀の湯」、そのほかに日帰り温泉として入浴可能な旅館や民宿、保養所があるが わしがセレクトしたのは やはり地元により密着していると思われる「亀の湯」だ。
あらかじめ詳しい住所を調べてなかったんで ずいぶんと迷ったんだが 薬師湯や温泉旅館の立ち並ぶ温泉街ではなく 少し下のほうにある住宅地のメインストリートにひっそりと存在していたぞ。いかにも「地元専用」って感じだな。

受付 亀の湯無人受付で料金箱に入浴料金の100円(!)を投入して入ってみると ロッカーというか鍵はもちろん扉も無いようなシンプルな棚とカゴの置かれている更衣室が。こりゃ本格的に一昔前の銭湯スタイルだな。

幸い時間帯が良かったのか わしの他に客はいなかったな、ふふふ・・・

浴室に入ると丸い湯舟がぽつんと・・・それだけで後は特に何もなし。
実にシンプル!実に素朴!実に理想的!

奥の壁から突き出た一本の太い竹から薄く濁った源泉がジャバジャバと流れている。当然掛け流しなんだが かなりヌルめなんで この時期は夕方からは加熱された湯が湯舟の中央に立っている筒から流されるらしい。

いやぁ〜、三瓶温泉はガイド本を見る限りでも かなりの期待はしていたんだが ここまで素晴らしい、というか わし好みのポイントがあるとは思わなかったぞ。

しかし これほどの素晴らしい温泉を 他に誰もいない状態で独り占めして堪能できるとは・・・せっかく誰もいないのなら 今の内にこの感動をデジカメに残しておかないと 勿体無いような気もしてきたぞ。

・・・・と、いうわけで いつものように「一人撮影会」が行われたわけだ。

三瓶温泉 う〜ん、素晴らしい!!
素晴らしい!!! あまりの素晴らしさに踊るわし・・・
素晴らしいぃぃぃぃ〜〜〜!!!! あまりの素晴らしい湯に狂喜乱舞するわし

・・・・・(;´・`)> フゥ・・・


第9湯目

千原温泉 千原温泉 (邑智町千原1070 ) HP
泉質 含二酸化炭素-ナトリウム 塩化物・炭酸水素塩泉 PH6.5 34.5℃
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、病後の回復、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、痔疾、慢性消化器病、虚弱児童、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え症、疲労回復、健康増進
料金 大人500円 
営業時間 8:00〜18:00 無休
個人的オススメ度 ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)

三瓶山の回りには実に素晴らしい個性的な温泉が多いが この千原温泉は前回に訪問した小屋原温泉と同様、その強烈な個性で全国の温泉マニアから「秘湯中の秘湯」とまで呼ばれている湯治場だ。
今回の湯治旅行は 最初に紹介した「伊木温泉」と この「千原温泉」だけはしっかりと頭にインプットしていたが そのほかの温泉は「行き当たりばったり」と言うか 「行けたら入ろう」というくらいしか考えてなかった、といっても過言ではないな。

この千原温泉の歴史は古く 明治時代から「湯治専門の療養所」としてあったらしいが 皮膚病やその他もろもろに特効がある、と評判で 戦後まもなくは広島から療養のためにやってきた被爆者が多かったそうな。
国道から県道166号に曲がって 小さい看板を目印に山に向かって4キロほど進んだところ、小さな川の傍にひっそりと佇んでいるんだが ここは冬は雪に埋まってしまうだろうから来るのは難しいだろうな・・・

他に湯治客がいたんで内部の様子は写真に残せなかったから くわしい画像はHPのものをご覧いただくとして・・・

いかにも「昔の民家」みたいな居間と廊下を通って湯治場へ。源泉の湧き出る泉の上に直接囲いをして作られた浴槽は洗い場も無く実にシンプルなもの。当然シャンプーや石けんの使用は禁止だ。
湯船に入ると底には木の板が敷いてあって 絶え間なく底から二酸化炭素の泡がボコッボコッと浮かんでくる。温泉成分の「湯の花」が一面にびっしりとこびりついた浴槽は渋いというか もう驚愕の域だ。これほどの強烈な温泉は日本中探しても そうそうあるとは思えないぞ。
もちろん掛け流しで 足元から常に湧いてくる新鮮なお湯は34.5度と かなりヌルい。これからの時期だと1時間くらい浸かっていても寒くて出るに出れないんで 傍には上がり湯として加熱された源泉の入っている五右衛門風呂がある。これは男女兼用なんで声を掛け合って使用するようだ。体の表面は寒くても芯はじっくり温まっているんで これはカラスの行水でも特に問題はなかったな。

この温泉での湯治として理想的なのは30分から1時間かけてゆっくり浸かることだそうな。もちろん温度が低いんで湯当たりすることはないが そのくらい入れば湯冷めすることもない。体に負担を掛けずに長湯ができる。と、いうか長湯をしなければ寒くて出れないぞ。
目を閉じてゆったりと浸かれば 傍を流れる川のせせらぎと「ボコボコ」という泡の音。最高にリラックスできる まさに湯治のための温泉だ。ただし 隣のオジサンのいびきもしっかり耳に入ってきたがな。

湯舟の一角が小さく仕切られていて 傍に置いてある湯の花でコーティングされたコップで源泉の試飲が可能。少し飲んでみたが炭酸泉らしい苦味とエグ味があって なおかつ少し塩辛かったな。
いや〜、これは正直に言って何とも説明のしようが無いほどの感動の温泉だ。ともかく一度味わってみないとわからないと思うが あくまで「湯治場」なんでレジャー感覚で来るのは他のお客さんに申し訳ないし 遠慮したほうがいいだろうな。健康体の人には少し敷居の高い温泉、とだけ言っておこう。

ま、わしの場合は正真正銘、正当なる心臓の病気持ちなんで胸を張って湯治ができるわけだが どっちかと言うと「禁忌症」の類だということは内緒だな。ふふふ・・・


思わぬ長湯をして 体の疲れも取れたんだか増したんだかわかんないが 時間も押してきたんで最後となる次の温泉に向かおう。
千原温泉から広島方面に向かうと「赤来町」という高原の町があるのだが 次の目的地はこの赤来町の秘湯、「赤来温泉」だ。

とりあえず道の駅で飯でも食おうかと思ったんだが レストランにたいしてピピッとくるメニューが無かったんでサッサと温泉に行くぞっ!

第10湯目

加田の湯 赤来温泉・加田の湯 (飯石郡赤来町下来島707-2 ) HP
泉質 ナトリウム カルシウム−炭酸水素塩・塩化物泉 PH6.6 14.3℃
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、その他
料金 大人300円 
営業時間 10:00〜20:00 月曜定休
個人的オススメ度 ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)ぬく丸(著作権は大丈夫か?)

・・・本当はこの赤来町に来た理由は「赤来町母子健康センター」という 入浴料100円の鄙びた温泉施設がある、という情報があったからなんだが 必死こいて探しまくった結果、「健康センター」は老朽化のため既に取り壊されてしまったようだ・・・

で、その跡地に平成16年6月に新しく建てられたのが「加田の湯」という町営の日帰り温泉センターだ。
わしは鄙びた温泉施設が好みなんで この手の新しい施設に疲れた体なのに無理して入るのもどうかな?と思ったんだが せっかくココまで来たのに入らないで帰るというのもアレなんで やっぱり試してみることにしたぞ。
・・・良く考えたら「疲れたからこそ温泉に入るんでは?」というのが筋なのに根本的にが間違っているような気がするなあ・・・それ以前に「なんで疲れているのか?」という疑問も無きにしも非ず・・・

で、この「加田の湯」なんだが 山に囲まれた町らしく おそらく地元産と思うが木材がふんだんに使われている。さすがに新しい建物だけあって高い天井の浴室は綺麗で木の香りもすがすがしく サウナなんかもちゃんとあって設備も充実している。タオルは別料金だがソープやシャンプーも設置してあって これで300円はかなりお得なんじゃないかな?

事前調査では赤来温泉の湯は白濁したものだと言うことだったが わしが入った岩風呂では赤土を水で溶いたような赤褐色のお湯だったな。女湯のヒノキ風呂のほうはどうなっているのか知らないが これは入れ替え制じゃないのかな?
源泉掛け流しの浴槽は オープンして5ヶ月しか経っていないというのに赤い湯の花が岩にびっしりこびりついて 間違いなく良いお湯というのはわかる。パンフレットの説明を見ると 効能に「湯の色は黄金色をしています。入っていると、なんとなくリッチな気分になります」と書かれているのには少し笑ったが 炭酸成分を逃がさないように敢えて温度をヌル目にしていたりとか いろいろ考えているな、と好感を持ってしまったな。

結論としては 確かに新しいだけあって わし好みの「鄙びた」という雰囲気はないが 老朽化した建物はいつかは立て直さなきゃ仕方がないし 住民のための施設ならばある程度は最新の設備も必要だろう。コミュニティの場という機能を持たせるなら老人から子供まで すべての年齢層に配慮しなくてはならないし どこでもあるような今風の温泉施設になってしまうのは仕方がないことだろうな。
しかし やはり温泉と長く付き合ってきた町だけあって お湯の使い方は上手いと思う。ボーリングで初めて温泉を掘り当てたような町にある施設とは何か一味違うな。
以前の「健康センター」のネットでの評判が良かっただけに それに入れなかったのは少し残念だが これはこれで非常に良い温泉施設だと思う。濃厚な温泉成分だから3〜5年もしたら結構渋みを増して面白い雰囲気になるんじゃないかなあ?鄙び系の温泉が好きな人にも 明るくて設備の良いレジャー型の日帰りスパが好みの人にもオススメできると思うぞ。

ただ 欲を言えば併設されている「ごんべえ茶屋」とかいう食堂の営業時間が11時から3時まで、と 非常に短いことだ。わしは腹が減ったのに 山の中なんで周りには他に食う施設なんか無かったからな(T-T)


・・・さて、時刻は夕方4時前か・・・そろそろ山口に戻らないといけないなあ。無理すればもう一つくらい温泉に入れそうな気もするが さすがに一日5つも入れば充分だろ。

近くには湯抱温泉とか池田ラヂウム泉鉱とか気になる温泉があって その他にも帰るルートにある旭温泉とか温泉津温泉とかも入りたかったんだが 体が疲れているんで「どんな温泉か」ということを充分味わえずに むしろ疲れを増大させるだけで終わってしまう、という危険もあるな。
名残惜しいが それらの温泉については また機会を無理やり作ってがあれば予定を組むことにしよう。

しかしやっぱ島根県の温泉は濃いよなあ〜。ハズレも少ないし良質なものばかり、という印象がますます強くなったな。
極めるにはまだまだ時間が掛かりそうだが 今回はこれまでじゃ。しかし必ずまたやってくるぞっ!金さえ工面できればなっ!ふふぅ〜!!


今回の旅行での費用(ガソリン代別)・・・5637円
走行距離・・・・670.4キロ


「旅してガッテン」TOP 
前の旅へ 次の旅へ

TRADEMARK HCFM


[PR]中古車探しは、ガリバー:在庫多数、全車保証つき!