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その3 無職旅情再び!九州湯治旅行!6日目 (04.10.12)
大分県佐賀関町〜別府市〜湯布院町〜直入町〜久住町〜熊本県南小国町〜大分県竹田市〜宇目町〜宮崎県北川町

今日のアバウトなコース


鶴の湯(わし) 鶴の湯(おじいさん) 鶴の湯(おばちゃん)
絶対無料!! 絶対混浴!! 絶対露天風呂ーーーー!!

ろろろ〜・・・・・・・・・・・・・・



(;´・`)> フゥ・・・

いやいや、大分に着いたからには やはりまずは温泉であろう。 と、いうわけで朝から早速 別府の明礬温泉にある無料野湯・「鶴の湯」などを堪能していたわけだ。
この日も平日にも拘わらず 朝から常連と思われるおジイさんやおじさん、バーバパパ似のおばさん(あくまでも「バーバママ」ではない・・・)なんかで賑わっていたぞ。

この「鶴の湯」は前回のGWの時にもやってきたんだが その時は湯が枯れていて入ることは出来なかったのだ。その時の調査でココは夏場など比較的雨の多い季節以外は湯枯れをしていて入れないことがわかったのだ。

当然 今の時期は例年だと もう遅すぎて入ることは出来ないんだが 今年は度重なる台風の襲来のおかげで 今の時期でも入ることができるらしい。しかも普段は熱めのお湯も 台風でもたらされた大量の雨水のおかげでちょうど良い按配に薄められているし ドボドボと湧き出している湯量も豊富。 空気も澄んでいるんでバックにそびえる鶴見岳の眺めも最高じゃ!言うことナッシング!!
今年は台風の当たり年で 各地に甚大な被害をもたらしたんだが 台風もたまには良い事もあるんだな。・・・こんな風なことで台風に感謝するとは今まで考えたこともなかったなあ。

そういえばマメ知識だが 前回のGWの時に訪問して わしが褒めちぎった「鍋山の湯」なんだが わしが入ったGWの頃までは良かったものの それから土地の所有者が変わってしまい「ヤ」の付く人がときどき見回りに来るようになったらしい・・・なんか因縁をつけられる、とか 何をされるかわかんないらしいから もう行かないほうが良いよ、というアドバイスを一緒に風呂に入ったオジサン・オバサンに忠告されてしまったな・・・。

むぅ、わしはあそこの温泉はかなり気にいってたのに、残念じゃ・・・まあ元々は誰かの土地だろうから所有者の間で売却されることもあるだろうし 前のオーナーが無料で観光客や地元の人に開放していたから新しい所有者も同じように開放してくれる、とは限らないだろう。それについて わしのような縁もゆかりもない人間が どうのこうのいうことは出来ないんだろうが あの温泉はこれから開発されてありきたりの温泉施設になるのか、それとも無駄な使われ方をするのか、気になるのぅ・・・まあ 「ヤ」の付く人がどうのこうのと悪い噂が流れて 別府の温泉そのものに傷が付くことがないように祈るぞ。


さて、朝から温泉を堪能したところで とっとと次のポイントに向かうかのぅ。
この「鶴の湯」の後ろに控えている「鶴見岳」の裏側には あのオシャレな温泉地としてギャルにも大人気の「由布院温泉」があるのだが その湯布院に「本物の地獄」と恐れられている温泉があることをガイド本で知ってしまったのだ。
今回の旅行の第7のチェックポイントこそ、その「本物の地獄」こと「塚原温泉」だ。 じゃ、さっそく行ってみようっ!!
由布岳むぅ〜、山一個越えて あっという間に湯布院の町に到着じゃ。やっぱ由布岳はカッチョええのぅ・・・

伽藍岳 この湯布院町の北側に「伽藍岳」という標高1045Mの山があるんだが のどかな県道から標識を頼りに曲がり ダートな道をトコトコと山の中に進むと 問題の「塚原温泉・火口乃泉」なる温泉施設があるのだ。

ここは朝の九時からが営業時間なんだが 「鶴の湯」で時間を潰した割には30分くらい早く到着してしまったな・・・別府と湯布院がこんなに近いことまでは計算に入れてなかったぞ。

ま、時間が余ったついでに ちょっと伽藍岳でも観察しますか・・・
伽藍岳 火口「火口乃泉」というだけあって 文字通り火口付近からの温泉をホースで引っ張っているんだが この火口付近の見学はタダだ。
泥がグツグツと沸騰しているのがわかるんだが このような別府の地獄めぐりのような場所がタダで拝める場所があったんだな・・・

ちょっと足場の悪い道を10分ほど登るんだが 大自然の驚異を簡単に無料で見学できるんで この火山口は見ておいたほうが良いと思うぞ。

ちなみにこの火山口で蒸して作られたゆで卵は「がらん」という商品名で6個500円。火口の泥も「火口乃泉」で買うことが可能だ。

個人的に言えばゆで卵はバラ売りして欲しかったな・・・

火口乃泉ふふふ、さすがに朝一番でやってきたんで なんとか浴槽の様子を撮影することができたな。これが「本物の地獄」と恐れられているマニア好みの温泉保養所、「塚原温泉・火口乃湯」だぁっ!!

・・・で、何が「本当の地獄」なのか?というと もちろん伽藍岳の火口の様子も指しているんだと思うんだが やはり問題はその泉質にある。
鉄イオン含有量は日本第一位の456mg、アルミニウムイオンの多さは日本第二位の295mg、そして脅威の酸性度 PH1.4は秋田の玉川温泉についで日本第二位を誇っているのだ!

効能はいろいろあるが やっぱり皮膚病関係が有名で 夏休みなんかだとアトピーに悩む年端も行かない子供達が親にココに強制連行されて来て 無理やりこの強酸性の湯で湯治をさせられるのだ!
そして山の中では子供達の泣き叫ぶ悲鳴が毎日のようにこだましているんだとか・・・

 (((;゚Д゚)))ガクガクブルブル・・・

さすがに人気の温泉だけあって わしが写真を撮った直後に何人もお客(みなさん皮膚病の持ち主のようだったが・・・)が来たんで いつものような入浴シーンはココでは無しだな・・・。
ま、それはいいんだが この温泉の効能を実感するには 皮膚に何らかの病気を持っていなければ 髭をそった直後の できればカミソリ負けをしたくらいの状態がベストらしい。
わしは幸いというか生憎というか 皮膚病もないし髭も旅行中は伸ばしっぱなしだったんで あまりピリピリ感を味わうことが出来なかったな。「酸性湯」ということで 北海道や東北の酸性湯のように下半身秘部の粘膜にビシバシと刺激がくるかと思ったが 意外にそうでもなかったぞ。

ここはしばらく湯舟に体を浸けたあと、湯舟から出て体を乾かし、温泉成分を体に染み込ませてから また再び湯舟に浸かる・・・そんなことを何回も繰り返すのが効果的らしい。
ちなみにココのお湯の出口にはコップが置いてあるんで 温泉の飲用も可能だ。当然わしも飲ませて頂いたが レモン汁のような強烈な酸っぱさだったぞ。
「飲んだら口をゆすがないと歯が溶ける」という噂もあるみたいだが、そんな昔のコカコーラみたいな噂を実感できるとは思っても見なかったな・・・

ちなみに酸っぱいのが好きな人には 意外とイケる味かもしれないな。ハチミツなんかを加えると案外レモネードみたいで美味しいかも・・・もちろんビタミンなんて皆無だろうが。
それにしても「アルミニウムイオン」の含有量が多いお湯なんて 簡単に飲んじゃって大丈夫なのかな?

あ、そうそう、ちなみにココでは石鹸やシャンプーはご法度だ。源泉掛け流しなんで そういうものは川を汚すから、ということもあろうが 温泉成分がきつすぎて石鹸が役に立たないからなんだと。
それとこの公共湯は 雰囲気的には二重丸なんだが やはり湯治客が多いんで もしギャルとか観光客が気軽にこの湯を堪能したいというならば 別棟になっている家族風呂か 600円だして観光客向けに新たに設置された露天風呂を楽しんだほうが良いかもしれないな。


朝から成分の濃い温泉を連チャンで堪能しているんで すでに湯当たり気味だが こんなことでくじけている暇は無いぞ!湯治のためなら湯当たりしようが心臓に負担が掛かろうが休む暇など許されないのだ!!(そうなのか?)

次っ!第八のチェックポイントは「日本一の炭酸泉」という噂の 直入町、「長湯温泉」だぁっ!!

長湯温泉ほう・・・清流の流れる川沿いに いかにも長閑な温泉街が・・・

これが「日本一の炭酸泉」として有名な「長湯温泉」だ。
平日で人も少ないせいもあろうが 静かでなかなか良い雰囲気の温泉だな♪ふふふ・・・
天満神社温泉この長湯温泉の隅っこにある「天満神社」に行けば「神の水」と呼ばれる湧き水と温泉の飲み場がある。どちらも健康に良いらしいんで 当然わしもがぶ飲みじゃ。心臓病にも効果があるらしいしな・・・

この「神の水」はミネラルをたんと含んだ実に美味しい水だ。地元の人が入れ替わり立ち代り ポリタンクを持って汲みに来ていたぞ。

でも さすがに温泉の源泉のほうはコップ一杯も飲めば充分だろうな。鉄分や炭酸も多いが 独特な味は決して美味いもんではないし・・・
ガニ湯 さて、と・・・・・

 ガニ湯完全無料!!完全混浴!!完全露天風呂!!

これがどの温泉情報誌にも必ずと言っていいほど紹介されている長湯温泉の完全無料混浴露天風呂、「ガニ湯」だぁっ!!

川のそばにあって 当然のことながら道路からも対面の旅館からも丸見えなんだが もはや「躊躇」という言葉はわしの辞書には無いな・・・

浴槽の周りにこびりついた温泉成分の湯の花をみても ココが本格的な泉質の温泉というのが良くわかるぞ。
温度、景観、効能の全てが◎じゃ!これはオススメじゃ!ココに来たら是非お試ししたほうが良いだろうな。湯上りにしばらくは体中からサビの匂いが取れないけどな。

ま、「恥ずかしいからちょっと・・・」という人もいるだろうが この長湯温泉にはその他にも「ラムネ温泉」だとか「天満湯」とか「ながの湯」とか 200円程度で気軽に入れる情緒ある共同浴場があるから そちらに入るのもオススメだな。
わしも「ラムネ温泉」にはかなり後ろ髪を引かれたんだがなあ。まあ またいつか来ることもあるだろうから その時の楽しみに取っておくかのぅ。


久住高原 長湯温泉を堪能した後は 車は西に進み久住高原にやってきたぞ。
いやいや、やっぱ久住は長閑でええのぅ・・・「阿蘇・くじゅう」として国立公園に指定されているのも十分うなずけるわい。

次の目的地は今日最後のチェックポイント、熊本県南小国町にある「満願寺温泉」だ。いいかげん体がどうにかなりそうなくらい疲れているが・・・

・・・とにかくレッツゴゥ!!(←ヤケになってないか?)
満願寺温泉 ふむ、噂どおり なかなか長閑で落着いたいい雰囲気の温泉場だな。

この「満願寺温泉」にも強力な混浴公共露天風呂があるというんで もちろんわざわざココに来たのもそれが目当てなんだが・・・

ではご覧頂こう。この懐かしい雰囲気の川のそばにあるのが「満願寺公共温泉」だぁっ!

満願寺共同露天風呂
むぅ!川の幅が小さいだけあって 「まるみえ」どころの問題ではないな、こりゃ・・・

しかし計算外だったのは ここはもちろん公共の露天風呂なんだが住民以外は300円の入浴料が徴収されることだな。(しかも「二百円」を「三百円」に一本のマジックの線で修正した跡が見受けられるし・・・)

これだけ公共の目にさらされて しかも金を徴収されるなんてのは初めて見たな・・・すぐ上に素朴な公衆浴場があるんだが そこも300円。住民はタダなんで深夜などはこの川のそばの温泉をセレクトすることもあろうが 観光客がココを利用するには勇気が要るぞ。いや、普通は使わんわなあ・・・

う〜ん、もしココが今日一発目の温泉だったら 間違いなく入ったと思うんだが すでに朝から3つの温泉をハシゴして疲労も限界に来ているのに わざわざ金を払ってまでして公共の面前で粗品をさらさなくてはならない意味がわかんないぞ。 

・・・と、いうか なんか周りの雰囲気が「よそ者は入らないでくれ」という圧力に満ち満ちているような・・・思い違いだったら申し訳ないが たぶん地元の人は観光客にはこの公衆浴場には立ち入って欲しくないんだと思うぞ。でなきゃ「300円」なんて金額は提示しないだろう。

写真で見て判るかどうかはわからないが ここは浴槽のほかに野菜などを川の水で洗う地元の人の「炊事場」みたいな役割も果たしているようだ。

我が地元 萩市にも「藍場川」という市内を流れる川があるんだが 温泉こそ出ないものの 少し前までは川で野菜などを洗う「洗い場」のシステムが使われていたし 現在も残っていたりするぞ。 もしそこで観光客なんかが泳いでいたとしたら やっぱ地元の住民としては嫌な気持ちになるかもしれないと思うし・・・

まあ 無理して入ることもないだろうから この温泉は情緒とか雰囲気が判っただけでも良しとするか・・・・そんな気持ちで300円を払ってわざわざ入るくらいなら 近くの「筋湯温泉」とか「寒の地獄温泉」とか「乙姫様温泉」とか まだまだ他にも興味ある温泉がいくつもあるしな・・・
正直言うと 多少心残りもあるんだがな・・・


むぅ・・・なんか「満願寺」に入らないと決めた瞬間に 気合が抜けたというか なにかをするという意欲が無くなってしまったな・・・もしかして単なる湯当たりのせいかもしれないが・・・

ちょっと中途半端な時間で次にどうするということも考え付かないんで 明日に備えて早めに今日 車中泊する道の駅に向かうとするかな。明日は宮崎の高千穂方面を回る予定だから 拠点となる道の駅までは結構な距離もあるしな。

夫婦滝 よく考えたら今日は滝を一つも見てないんで思わずチェックした これは黒川温泉の近くを通りがかった時に目に入った「夫婦滝」なるポイントだ。男滝と女滝が合流して一つの流れになっている珍しいポイントらしい・・・。
ま、「日本で一ヶ所」というのは誇大表現だと思うが ここは例によってアベックが愛を確かめ合うために集うスポットらしい。あちこちにカップルが記念に置いていったと思われるハートの紙に書かれたオノロケなメッセージが飾られていたぞ。


( ゚д゚)、ケッ!!(←じゃあ 見なけりゃいいのにな・・・)
夫婦滝

久住ミルクソフト←これは竹田市の道の駅「竹田」に立ち寄った時にオヤツとしていただいた「くじゅうミルクソフト」(300円)


トコトコと進んで日も沈みかけた夕方になったころ 宮崎県との境にも近い宇目町を通過。
たしかこの辺りに一部に有名な「ある観光スポット」があることを思い出したんで ちょっと立ち寄ることに・・・・

ととろ

ととろのバス停 ととろのバス停

♪とっとろ〜と、と、ろ〜 とっとろ〜、と、と、ろ〜♪



・・・というわけで ここが「ととろのバス停」らしい・・・。
ま、何の変哲も無い田舎のバス停なんだが たまたま部落の名前が「ととろ」だったために町おこしに利用されているみたいだな。

わしが驚いたのは この一日に数回しかバスの来ないバス停の分際で 観光客向けに20台くらい収容可能な駐車場が作られていたことだな・・・

バス停としての本来の存在意義は もはや無いんじゃないか?



道の駅「宇目」 これが宇目町の道の駅「宇目」。後ろに見える立派な橋は全国屈指の規模を誇るPC斜張橋、「唄げんか大橋」なんだと。
「唄げんか」ってなんだろう?とか思ったが この時すでに日が暮れてしまったんで 詳しくは調べなかったな・・・

本当はココで今日の車中泊を決行しようかと思っていたんだが なんか周囲は山で夜は思いっきり寂しそうなんで 次の道の駅、宮崎県北川町「北川はゆま」まで足を延ばすことに。

ヒーコラ言いながら「北川はゆま」に着いた時にはすっかり星も出ていて もう写真を撮る気力もなかったなあ・・・

さて、明日は宮崎方面をサラッと流す予定だが なにげに金曜日までにハローワークに行かなくてはならなくなったんで 残された時間も限られてきたぞ。

どうでもいいが台風が去って天気は底抜けに良いんだが、放射冷却で夜中の冷え込みが尋常じゃないぞ・・・・ふふぅ〜〜〜・・・


今日の出費・・・
コンビニでパン・お茶・その他・・・516円
塚原温泉・火口乃湯・・・500円
ガソリン給油(391.1k地点 33L)・・・3993円
お茶・その他・・・420円
久住高原ソフト・・・300円
コンビニ弁当・お茶・・・736円
計・6465円

今日の走行距離・・・344K


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